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執筆者の写真HIKO HYAKUSOKU

定期的に血液検査をしましょう‼

性病検査:心当たりがあれば定期的に血液検査をしましょう‼

秘密を守るなら、保険外で!

大切な人に感染させないためのマナーです。

 

1.血液検査で分かる性感染症(性病)

 

代表的なのは、梅毒です。B型肝炎、Ⅽ型肝炎とHIV(エイズ)も広義の性感染症です。これらも血液検査で分かります。

 

まず、梅毒についてお話します。

エピソードとして有名なのは、新大陸を発見したというコロンブスが、アメリカ大陸の原住民からうつされて、ヨーロッパに帰国後蔓延させたという、有名な話です。詰まるところコロンブス一向は原住民にたいして、虐殺とレイプの限りを尽くしたそうで、その報いかもしれません。

もう一つわが国に纏わるエピソードですが、江戸時代の遊郭の話です。遊郭すなわち赤線地帯の代表は、江戸の#吉原です。遊女と言うのは要するに売春婦です。遊女のほぼ全員が梅毒にかかっていてとされます。そのため、遊女の平均寿命は短かったようです。華やかな世界の裏側は、かなり悲惨だったようです。

 

さて、医学的な話ですが、梅毒は、新千円札に採用された、北里柴三郎博士が1911年に世界で初めて発見した#Treponema pallidumという細菌が局所および全身感染を起こす感染症で、近年、最も注目されている感染症です。若い女性での感染が極めて多く、妊婦では先天梅毒の危険があるため公衆衛生的に早急な対策が求められています。他の性感染症と同様に梅毒も無症状の場合が多いですが、診断は血清検査(抗体検査)で簡便です。抗体検査には2種類あり、梅毒特異的な抗体検査(TPHA)と非特異的な抗体検査(RPR)を行い総合的に判定します。TPHAは一旦陽転化すると、多くは治療後も陰性になりません。一方、RPRは治療9と共に低下(1/4以下で治療成功。治療効果判定は6ヶ月~1年。)します。早期治療の第一選択薬は、ベンジルペニシリン持続性筋注製剤とアモキシシリン内服治療で、これらのペニシリン系薬剤による薬剤耐性は問題になっておらず、いずれの治療薬も治療効果は良好です。

 

近年、再び梅毒が増えているようであり、若年者においては、ネットの出会い系サイトによって見ず知らずの異性と装備なしに交わったり、中高年においても、元気な人が増えていて、性的に乱脈を呈すること多いことが、梅毒蔓延の一因のようです。


いずれにせよ、心当たりがあれば時々血液検査を受けるべきです。保険で検査もできますが、症状がないと保険適応が難しくなります。また、マイナンバーカードで履歴が分かるのを避けたいなら、自費診療を勧めます。


B型肝炎ウイルス、C型可燃ウィルスそしてHIVも血液を介して感染するので、性感染症と言えます。梅毒と同様な扱いでいいと思います。


相談は:水道橋駅前・スクエアクリニック・デンタル医科部門

までお願いします。

Ph:03-6272-8787 E-mail:info@hiko-sq.com


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#コロンブス #北里柴三郎



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