テレビを見ても、ネットを見ても、#美容外科クリニックチェーンと思われる宣伝ばかりです。
なぜ、こんなことになってしまったのか、私なりに分析してみます。
1. 美容医療に対する罪悪感が軽減した。
2. 面接対策からアンチエージングまで。
3. レーザーなどの、多くの美容機器が開発された。
4. 直美医師の増加―最近の若手医師は、修行よりも早く金になる方向に向かう。
5. 適性の優れた女性医師の急増。
6. 医師でない業者が参入可能になった。
7. 広告代理店、弁護士への依存度が上昇した。
8. 美容外科医のタレント化
9. 映像文化の蔓延
10. ITによるシミュレーションの登場
11. 現代美容医療の、コンビニ・回転ずし化の利点と問題点。
今回の命題。2.面接対策からアンチエージングまで。
人間は、容姿でどれ位得をするのでしょうか。確かに、美人とか美男と言う、万人が求める集団は存在するでしょう。この集団を、偏差値70以上とします。しかし、それに満たない集団にも、受け取る人によっては、美女美男の範疇に入れたくなる人々もいるし、例えば容姿が偏差値50以下でも、表情や性格の良さが容姿以上に評価される人もいるでしょう。結局、人それぞれの好みや評価は異なるのです。昔からある格言で「たで食う虫も好き好き」と言うのが、正にその通りです。
では、何故に女性は、偏差値70以上を目指すのでしょうか。これは、少しでも、偏差値を上げた方が志望校に受かる確率が高まるからです。入試や就活の面接では、恐らく試験官は容姿で合否を決めるのではないでしょうが、全くないと言ったら嘘になるでしょう。
余談ですが、男性が女性を選ぶとき、容姿とともに性格や印象を大切にするのに対し、女性が男性を選ぶとき、より男性の容姿にとらわれるそうです。
また、アンチエージングも同じです。少しでも若く見られ、美貌を保持した方が偏差値が高いだけでなく、ナルシズムを満たしてくれます。女性は男性に比べて、鏡を見ることが断然に多いので常に自分の容姿をチェックしています。そのための手段で最も効果的なのが美容医療なのです。
韓国では、就職の面接で、少しでも印象が良くなるように美容外科を訪れる傾向があると言われますが、あながち否定もできない風潮があるのでしょうか。日本も既に同様かも知れません。
ご相談は:水道橋駅前・スクエアクリニック・デンタル医科部門
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#現代美容医療 #美容外科クリニックチェーン
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