テレビを見ても、ネットを見ても、#美容外科クリニックチェーンと思われる宣伝ばかりです。
なぜ、こんなことになってしまったのか、私なりに分析してみます。
1. 美容医療に対する罪悪感が軽減した。
2. 面接対策からアンチエージングまで。
3. レーザーなどの、多くの美容機器が開発された。
4. 直美医師の増加―最近の若手医師は、修行よりも早く金になる方向に向かう。
5. 適性の優れた女性医師の急増。
6. 医師でない業者が参入可能になった。
7. 広告代理店、弁護士への依存度が上昇した。
8. 美容外科医のタレント化
9. 映像文化の蔓延
10. ITによるシミュレーションの登場
11. 現代美容医療の、コンビニ・回転ずし化の利点と問題点。
3.#レーザーなどの、多くの美容機器が開発された。
レーザーは、最初は兵器を作る目的で開発されたのですが、直ちに医療に応用することが研究されました。当初は、熱量や波長のコントロールが難しく、多くの熱傷などの惨害を遺したようですが、1980年代に、マサチューセッツ工科大卒の皮膚科医、ロックス・アンダーソン博士の、Q-スイッチと言う熱量を持続しないと言う画期的なコントロール方法の発明があり、以来波長に合った疾患を選択できるレーザー機器が次々と開発されました。
シミ取り、血管腫治療、イボやホクロの除去、脱毛、肌の引き締め、などを目的としたレーザー機器や光治療器の開発が美容医療の普及に寄与しました。さらに、冷却による脂肪除去やピコレーザーによる刺青除去、たるみ取り目的の超音波機器の開発など、美容医療の機器はますます進化しています。
以下は、ちょっと専門的ですが、レーザーは略語(人造語)であり、レーザーが選択的に波長を拾っていることの説明です。またすべての電波も放射線も光の周波数、波長の極端なものだと言うことです。因みに、RFの範疇に「電子レンジ」があります。このように、光を選択的に取り出し、一定の色素に反応するレーザーや、フィルターをかけて、一定の散乱光を照射する「#IPL」の機器開発が、脱毛を先鞭とした、美容医療界の一般化に寄与したというわけであります。下図は、レーザーなどの原理の説明によく使われる図です。

相談は:水道橋駅前・スクエアクリニック・デンタル医科部門
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Ph:03-6272-8787 E-mail:info@hiko-sq.com
#現代美容医療 #美容外科クリニックチェーン #レーザー
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