テレビを見ても、ネットを見ても、#美容外科クリニックチェーンと思われる宣伝ばかりです。
なぜ、こんなことになってしまったのか、私なりに分析してみます。
1. 美容医療に対する罪悪感が軽減した。
2. 面接対策からアンチエージングまで。
3. レーザーなどの、多くの美容機器が開発された。
4. 直美医師の増加―最近の若手医師は、修行よりも早く金になる方向に向かう。
5. 適性の優れた女性医師の急増。
6. 医師でない業者が参入可能になった。
7. 広告代理店、弁護士への依存度が上昇した。
8. 美容外科医のタレント化
9. 映像文化の蔓延
10. ITによるシミュレーションの登場
11. 現代美容医療の、コンビニ・回転ずし化の利点と問題点。
7.#広告代理店、弁護士への依存度が上昇した。
美容医療のチェーン店の、テレビ広告、ネット広告、電車やタクシーの広告は、凄まじいものがあって、昔の「医療は広告してはならない」と言うような、暗黙の道義的了解も、今は全く関係がないようです。某美容外科チェーンの経営者が、「年間300億の広告費を掛けて、400億稼ぐから、差額100億で運営している、というのも強ち豪語ではないようです。
一方で患者を吸引する大学病院は紹介状を義務つけたり、手術までの手順が煩雑であったり、少なくとも手軽に診療を受ける体制ではありません。しかも、保険診療と自由診療の色分けが明確ではなく、医師の裁量が困難な場合が多く、診療をますます厄介にしています。
そこに付け込んで蔓延しつつあるのが美容医療チェーンであると言っても過言ではありません。
また、弁護士への依存ですが、美容手術に失敗したり、結果や料金に不満があって、術後にクレームを訴えても、本来責任のある施術医が応対せず、提携している弁護士に丸投げしたり、弁護士が応対することを脅し文句のようにして患者に対応することが、常道のようになってきました。
そこに、ある美容クレーム専門の弁護士が現れて、恰もプロの#美容医療系弁護士として、各チェーン店組織を牛耳っているようなのです。まさに、多くの美容外科トラブル患者は泣き寝入りするしかないようにされています。医療は患者を幸せにするためにある、と言う目的が虚しく聞こえる嘆かわしい昨今です。
相談は:水道橋駅前・スクエアクリニック・デンタル医科部門
までお願いします。
Ph:03-6272-8787 E-mail:info@hiko-sq.com
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