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執筆者の写真HIKO HYAKUSOKU

百束比古医学博士の「百束アンチエージング」について詳述します。

<アンチエージングの10項目>>

1.#切らない小顔形成ー#糸リフト+ボトックス™注射

2.#切らないフェイスリフトー糸リフト

3.耳の前を少し切るー糸リフト+ミニミニリフト

4.首顎のリフトー糸リフト+#ミニリフト


  -第1回目では、ここまで解説します。-


-5以降は2回目からです。-

5.切らない乳房リフト

6.百束比古医学博士発明のインバーピアスによる陥没乳頭矯正

7.顔の美白―IPL+ビタミンCイオン導入

8.しわ小皺取りーヒアルロン酸+ボトックス

9.首のボツボツいぼ取りー黒点+Qルビーレーザー(百束法)

10.究極のシミ取りーQルビーレーザー

11.究極の医療脱毛―IPL機器



1.切らない小顔形成ー糸リフト+ボトックス注射

耳の後ろから、返し付きの吊り糸の入った注射針を口角の近くまで刺入して、糸のみ残して注射針を抜きます。返しのついた糸を引っ張って切ります。2本くらい入れると、法令線辺りの筋肉や皮下組織が耳の方向にけん引されて、小顔形成ができます。

咬筋の肥大があれば、ここにボトックス™を注射すると、より小顔になります。

費用は、麻酔料、技術料、消費税などを含めると5~6万円です。施術時間は1本10分くらいです。麻酔は注射による局所麻酔です。


2.切らないフェイスリフトー糸リフト

実際の加齢による顔面のたるみは、小顔形成の時の横方向の皮下組織の引っ張りと、顎からこめかみ近くの方向の引き上げが必要です。横方向は前項の小顔形成と同様の糸刺入と、こめかみの斜め上の生え際から顎の辺りに注射針を刺入します。通常横2本、縦2本です。



3.耳の前を少し切るー糸リフト+ミニミニリフト

糸リフトの限界として、皮膚のたるみが完全には取れず、法令線やマリオネットラインと言う下唇から顎への線が遺り、もう少し取れればもっと若返るのに、と言う欲が出ることがあります。そこで、糸リフトに加えて、耳の前の皮膚を切除し、併せてSMASと言う表情筋の筋膜を縫縮します。傷跡は耳の前に直線ではなく、耳の構造に沿って遺りますので、ほとんど目立ちません。



4.首顎のリフトー糸リフト+ミニリフト

首のたるみには、糸リフトだけでは皮膚がたるんでしまうことが多いので、耳の前、耳たぶの周囲の皮膚切除の皮膚性があります。勿論、糸リフトを併用すれば、効果は上がります。





注)#糸リフトのリスク

1.1年以内で糸は溶ける。

吊り上げの糸は、吸収糸ですので、半年から1年で吸収されてなくなります。 異物肉芽腫が糸の周囲にできるので、吊り上げ効果は糸の吸収後も残るとは思いますが、吊り上げ効果は弱くなるし、それに何年も残るわけではありません。


2.#顔面神経損傷のリスク

顔面神経の内、側頭枝(耳の前部を眉毛の外側に向かって走る)と下顎縁枝(耳の下から、下顎に向かって走る)が損傷のリスクのある神経です。前者を切ると、眉毛があがらなくなります。後者を切ると下口唇がゆがみます。

糸リフトに使用する注射針は、先端の斜めの切り口を上向きに刺入すれば神経を切断することはありません。しかし、顔面の解剖をよく知らない医師(形成外科研修のないか短い美容外科医など)がこの方法を行うと、神経損傷のリスクは高まります。また、麻酔薬による一時的な麻痺は戻るので心配はありません。


3.顔面動脈損傷のリスク

顔面動脈は、下顎角部の1横指手前の骨の窪みから、法令線に沿って走っています。これに注射針を刺したり損傷すると、大出血で血腫を作り、急激に腫脹します。皮膚の色が紫色になって数週間消えなくなることも多くあります。顔面動脈の切断や血腫による圧迫で、鼻や頬の一部が血流障害で壊死することもあります。

これも、顔面の解剖をよく知らない医師が、侵しやすいリスクと言えましょう。


4.感染のリスク

いくら吸収糸と言っても、生体にとっては異物ですので、不潔な操作などで、常に感染のリスクはあります。稀とは言え膿が貯留するような場合は、糸の盲端(針の刺入ぶとは反対の部分)に新たに切り口を作成して、糸を引っ張って取るしかないかも知れません。


5.瘢痕ケロイド形成のリスク

糸の刺入部は、注射の後ですから傷が遺ったり、瘢痕ケロイドになる事はまずないでしょう。


6.麻酔のトラブル

局所麻酔でのリスクと言えば、「歯を抜いたり、虫歯の治療で麻酔の注射をされたことはありますか?その時気持ち悪くなったり、記憶がなくなったりしたことはありませんでしたか?」と言うような質問で、麻酔剤によるショックの過去の有無を伺います。万が一、ショックを起こし、それがアナフィラキシーショックなら、アドレナリン投与などの適切な対処をします。

 

相談は:水道橋駅前・スクエアクリニック・デンタル医科部門

までお願いします。

Ph:03-6272-8787 E-mail:info@hiko-sq.com


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