美容外科・#美容医療後遺症の種類概説
- HIKO HYAKUSOKU

- 10月16日
- 読了時間: 3分
1. 美容外科・#美容医療後遺症の種類概説
(1) 二重術(重瞼)
二重の幅が広すぎる。
左右差がある。
上瞼の脂肪の取り過ぎで瞼が凹んでしまった。
埋没法で糸が取れてしまい戻った。

左右差の実例
(2) 目頭切開(内嘴形成)
開きすぎ。
キズアト(瘢痕)が目立つ。
(3) 下瞼のしわとり
睫毛の数がまばらになった。
キズアトが目立つ。
(4) 下瞼の脂肪取り
睫毛下切開から取った場合:術後出血のドレナージが不十分で球後血腫になり、視力障害が遺った。

結膜切開の場合:切開部を縫わなくて脂肪が脱出してしまった。
(5) 鼻を高くする手術(隆鼻術)
① シリコンプロテーゼ挿入の場合
望んだ結果ではない。
少し曲がっている。
異物反応で鼻尖部に発赤がある。

シリコンが異物反応で発赤→露出した実例
➁ 耳介軟骨挿入の場合
十分な高さが得られなかった。
凸凹していたり、曲がっていたりする。
軟骨採取部のケロイド形成。
➂ フィラー注入の場合
非吸収性異物による変形や異物反応による発赤

非吸収性フィラー注入後の鼻根部の発赤・変形
(6) フェイスリフト
① 皮膚切除およびSMAS短縮による場合
顔面が変貌してしまった。
もみあげ・側頭部の脱毛
耳下のキズアトが目立つ。
➁糸リフトによる場合
表情を作ると引き吊れる。
血腫による腫脹。
ほとんど効果がない。
(7) 陥没乳頭形成
陥没乳頭の再発。
(8) 豊胸手術
① 異物注入の場合
多発性のシコリ形成
乳房の変形
異物の浸潤による固定皮疹
ヒト・アジュバント病罹患
乳癌の発生における自己診断の阻害

30年前にシリコンジェル・炭化水素系異物注入後の状態。多発性のシコリと皮膚浸潤の実態。
② バッグ挿入の場合
腋窩挿入部の瘢痕

腋窩部からのバッグ挿入後の瘢痕。
カプセル拘縮
破潰や劣化による内容物の流出・流動
悪性リンパ腫の発生

バッグの劣化による内容物の漏出。
③ 脂肪注入の場合
多発性のシコリ
感染による皮膚障害(発赤、潰瘍)

脂肪注入豊胸術後の感染による皮膚壊死。
(9)脂肪吸引
術後の貧血
皮膚と筋膜の癒着による運動障害(とくに上腕部)
カニューレ刺入部のケロイド
(10)その他の美容手術
下腹部の皮膚脂肪除去術―切開部の瘢痕ケロイド
後頭部の異物埋入による絶壁形成―感染、脱毛
臍形成―不十分な結果、ケロイド形成
刺青除去・切除の場合―瘢痕ケロイド
(11)切らない美容医療・美容皮膚科
シミ取りレーザー---却って濃くなる、ヤケド
脱毛―ヤケド
冷却による脂肪減少―凍傷
薬剤による脂肪減少―皮膚炎、皮膚潰瘍
フィラーの注入―シコリ形成、失明、組織壊死
ボトックスMT―眉毛が挙がらない

ヒアルロン酸の動脈内注入による皮膚壊死の実例。
スクエアクリニック公式HP
警鐘!美容医療の落とし穴: 〜美容外科・美容医療に 纏わるトラブルや後遺症集
美容医療で死なないために: 美容外科・美容医療に纏わるネガティブな問題と近未来への提言
北岡冬木全詩集
#美容医療後遺症


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