クリニック経営と美容医療―個人経営の困難化
- HIKO HYAKUSOKU

- 12月10日
- 読了時間: 2分
百束比古#美容外科後遺症外来
姓名:百束比古(ひゃくそく・ひこ)
現在の所属:水道橋駅前・スクエアクリニック・デンタル医科部門院長
Ph:03-6272-8787 E-mail:info@hiko-sq.com
9. クリニック経営と美容医療――個人経営の困難化
医療機関と言うのは、患者さんが集まらないと収益も不足して営業を続けられません。そして、医師は多くの経験を必要としますので、患者さんがいなければウデも上がりません。
大学病院や大病院では、何も広報しなくても、紹介もあり患者さんは自然に集まります。現在ではホームページも情報源となり、更に優位となります。
一方、個人営業の美容外科・美容医療のクリニックですが、患者さんを呼び込むために、大変な苦労が必要です。ただホームページを作るだけでは全然効果はありません。あの手この手の手段を講じないと、中々うまくいきません。
そこで、広告です。媒体は雑誌、ネット、電柱や駅、電車内、などがありますが、一番効果的なのはテレビです。しかし、莫大な費用がかかるので、個人のクリニックでは難しいのです。そこで、美容医療業界のチェーン化が起きました。多くの支店を全国に展開すれば、例えば一つの広告でも全店舗がカバーされます。極めて効率的です。
何が言いたいかと言うと、つまり個人営業は外食産業でもそうですが、広報と集客のつり合いがとれないと言う事です。
それでも、大学で教授を経験したような、キャリアのある医師は大学病院との連携や名前があることである程度集客できるでしょう。しかし、そうではない医師、ましてや「直美」の医師などは、簡単には個人営業はできないかも知れません。
スクエアクリニック公式HP
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