<新規X版>百束比古#美容外科後遺症外来
- HIKO HYAKUSOKU

- 14 時間前
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現在の所属:水道橋駅前・スクエアクリニック・デンタル医科部門院長
Ph:03-6272-8787 E-mail:info@hiko-sq.com
14.重篤な#美容外科後遺症概説――途中経過も含めて
なお、通常の美容外科後遺症と豊胸術後遺症については既に述べましたので今回は取り返しのつかないような重篤なものに絞って述べます。
① 顔面の左右の#非対称、変形
症例は、鼻を縮小する手術を受けた後、上口唇が変形したとのこと。しかし、その原因となる機序も対応も全く分からず苦慮している。

➁ 摘出不能な#シコリの形成
(左)非吸収性フィラーの顔面への注入による広範囲もシコリ形成。(右)鼻根部の非吸収性フィラー注入後のシコリによる変形。これらは治療が非常に困難である。

➂ 隆鼻術用シリコンロッドの露出
(左)露出したシリコンロッド (右)摘出したシリコンロッド

④ 皮膚感染→#皮膚壊死
(上)豊胸目的での乳房への脂肪注入後、感染に罹患して皮膚壊死を来した症例。(下)
豊胸術後の乳癌併発後、感染して潰瘍となった症例。

⑤ 動脈閉塞→#組織壊死
法令線へのヒアルロン酸注入後、鼻翼や頬部の皮膚壊死を来した症例。

⑥ #閉瞼障害(兎眼)
とくに、下眼瞼のたるみ・くまとりの手術後に起こりやすい後遺症である。放置すると角膜炎、ドライアイなどの不都合が起きやすい。再手術でも改善は簡単ではない。
執筆者が著者の一人となっている英文著書の表紙。正に下眼瞼の外反・閉瞼障害の治療のイラストである。

⑦ 視力障害、失明
眼動脈の閉塞もしくは動脈圧迫により起きやすい。原因は、大別して二つある。
一つは、鼻根部へのフィラーの注入によるものである。経験の浅い医師によるものが多い。もう一つは、眼窩内圧の上昇によるもので、眼窩内への誤ったフィラー注入と、眼瞼手術後の内出血によるものである。いずれにせよ、極めて重篤な合併症であり、施術医師の責任は重い。
スクエアクリニック公式HP
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